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2021.08.08

関係各位へのお知らせ

 公益財団法人東山公園協会では、今年2月に、実際に保管するつり銭の額と台帳上の額との間に大きな差異が認められたことから、協会外部の識者を加えた調査委員会を設け、その原因の調査を進めてまいりました。今回の調査では事件のすべてを明らかにすることは出来ませんでしたが、事件の発生に至る事実などが確認されたことから、今後の協会の進むべき方向性について関係者の方々にご報告いたします。

(事件の経緯等)
 調査委員会では、最初にその原因が帳票の誤記入にあるか、あるいは保管つり銭の不足にあるのかといった観点から調査を行い、その結果帳票に誤記入がないことが確認されました。このことから、つり銭の額と台帳上の額との差異は保管つり銭の不足にあると判断し職員からの聞取り調査を開始しました。 調査の途中、一職員から保管つり銭を窃取した旨の申告があったことから、当該職員を警察署に同道し、その後資料も提出しています。当協会としましては、今回の事件の全容の解明に向け今後とも警察当局の捜査に全面的に協力していく考えです。

(事務の改善)
 当協会では、今回の調査により金銭の取り扱いに対する多くの問題点が顕在化したことを受け、金銭の取り扱いに関する要綱を大きく見直し、現金チェック体制、現金取扱者の厳格化等を図ります。金銭の取扱い作業場所についても一般事務作業の場所との完全分離を図るなど金銭の取扱い環境についても改善を加え、協会全体での再発防止に取り組んでまいります。

(責任の所在)
 今回の事件の内容が、複数年に渡って繰り返し行われたものであったにもかかわらず、業務の監督をすべき立場の職員が事件の発生を覚知できなかったことを省み、今回事件のあった業務に対する責任の所在の再認識を求める観点からも当該業務に責任のある役員、職員に減給等の処分を行うほか、金銭の取り扱いにかかる体制の刷新を図ります。

(最後に)
 皆様には、事件の概要が新聞等で報道されて以降、心配や励ましの声を数多くいただきました。当協会といたしましては、皆さまのお心遣いに感謝申し上げますとともに今回の事件から得られた教訓を今後の協会運営に生かし、当協会の本務である東山動植物園利用者の利便の向上に鋭意努める中で信頼を取り戻すべく努力してまいる所存であります。関係の皆様には、引き続き当協会へのご支援ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

令和3年8月8日

公益財団法人 東山公園協会
理事長 村上 芳樹

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