ツシマヤマネコフェアを開催しています
4月26日(土)、動物園にツシマヤマネコ舎がオープンしました。
ツシマヤマネコは、長崎県の対馬だけに生息する野生のネコで、現在絶滅の危機に瀕しています。東山動物園では、環境省が行っている保護活動のうち、飼育下における繁殖事業に協力しています。現在、東山にいるツシマヤマネコはメスのひなただけですが、将来は複数の個体を導入して、新しい獣舎で繁殖に取り組む予定です。
東山公園協会では、ツシマヤマネコ舎オープンを記念して、こども動物園とフラミンゴ売店でツシマヤマネコフェアを開催しています。このフェアでおすすめしたいのが「ツシマヤマネコ米(3合入600円)」です。かつて野生のツシマヤマネコは、水田の近くでよく見かけられたそうです。田んぼにすむネズミやカエル、鳥など様々な動物がツシマヤマネコのエサとなるからです。ツシマヤマネコ米は、ヤマネコを保護するため、農薬や化学肥料を減らして作られたお米で、売り上げの一部はツシマヤマネコの保全のために寄付されます。
この他にも書籍やツシマヤマネコがデザインされたミニタオルなどご用意しています。みなさま、こども動物園とフラミンゴ売店にぜひお立ち寄りください。