令和6年度に公開講座(植物・動物)を開催しました。令和5年度植物公開講座にて質問をいただいていたので回答を掲載しました。

令和7年2月22日に植物公開講座「いのちをはこぶ~植物の種子散布~」を開催しました。

たくさんの種類の散布方法のお話をしていただきました。

・令和5年度に開催しました植物公開講座での質問に対する回答です。

(質問)八重ドクダミの花びらに見える苞(ほう)は、葉が変化したのか?それとも雄しべが変化したものか?

(回答)八重ドクダミは、苞葉から出た花序が短く見えることから、雄しべが苞葉に変化したようにも見えます。  ドクダミの花は無花被花といわれ、個々の花は「がく」も「花弁」も持たず、苞葉(総苞)が花弁のように見えます。また、個々の花とみなせるところには、退化した苞葉があるとされ、これが苞葉として出現すると「八重」の状態になります。したがって、一見雄しべが変化して苞葉が増えたように見えるだけで、実際は退化していた苞葉が出現することで「八重」の様子を呈していると考えられます。

令和7年3月15日に動物公開講座「ツシマヤマネコの現在」を開催しました。

繁殖での苦労話などお話をしていただきました。